令和５年度４月に興南中学校・興南高等学校の校長に諸見里明氏が就任しました。
３月まで校長を務められた我喜屋優前校長は、引き続き理事長として学校運営に携わって参ります。
今後とも興南学園をよろしくお願いいたします。 校長就任のごあいさつ
 
　はじめまして。この４月１日付けをもちまして学校法人興南学園・興南中高校長として着任しました諸見里明です。これからよろしくお願い申し上げます。
　簡単に略歴を申し上げますと、私は元々県立高校の教員(社会科)として採用されましたが、県教育委員会勤務が長く県教育長も３年間勤め上げてまいりました。長い教育行政で１年間は文部科学省にも派遣されています。県立高校では校長職を２校勤めてきました。県教育長退職後、昭和薬科大学附属中高校長として７年間勤めた後、この度興南学園に赴任してまいりました。　
　私は新校長として、「南を興す」興南学園の建学の精神を尊び高等学校校訓「和　子弟同行」、中学校校訓「自主創造」を踏まえ、我喜屋理事長の目指す「人間力の育成」(文武両道)を実現すべく勤めていく所存です。
ご承知のように、教育の目的が人格の完成にあるように(教育基本法第１章第１条)、それは人としての品格を育む教育だと言えます。人としての品格には、学力(知識・技能の習得)は何よりも必須の要件です。しかしそれだけではありません。ここには礼節を重んじ、生きとし生けるもの全てに対する慈しみの心、人間関係を円満にする友情・愛情・敬愛の念を育むと同時に社会的な規範を遵守することなど人として最も大切な要件が必須のものとして入ってまいります。興南学園の目指す人間力の育成とは人としての品格を育む教育に他なりません。そういう興南学園の校風が私は大好きです。
　新校長の使命と責任において、まずは学力の向上に注力してまいる所存です。学びを保障することは私たち教師の最大の責務です。保護者の皆さまにおかれましては家庭教育の充実をお願いすると同時に学校と一丸になって興南学園の躍進に努めてまいりましょう。私たち興南学園の目指す先には「文武両道の新しいステージ」があります。これからどうぞよろしくお願い申し上げます。
 

琉球新報
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1689975.html

沖縄タイムス
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1131397