学園は昭和37年、終戦後の荒廃した中で、沖縄の将来を憂い、沖縄県の経済的・政治的自立のために沖縄県の将来の担い手の育成が急務であることを痛感し、高邁な理想と見識を持つ同志の高良嘉永氏、高良郎栄氏、高良盛一氏、高良忠一氏、高良真一氏、高良文雄氏、高良徳栄氏、高倉幸次郎氏及び当時文教局諮問委員の山城篤男氏が浄財を提供して創立された。科学文明の発達と複雑多岐を極める国際情勢に対応し、南(沖縄)を興す人材育成を目標とし、校名を興南と命名された。
学園は沖縄県のリーダーとなり得る自主的精神に充ちた心身ともに健全で自らの進路を選択できる充分な学力を持ち、積極的な行動力を身につけた、社会に有為な人物の育成を目指す。
教育基本法の精神に基づき自主性、創造性と豊かな人間性を培い、
民主社会の建設に貢献しうる心身ともに健全な生徒の育成を目指す。